"キュン"とする 昭和レトロの家

マイホームを考えはじめたのは、マンションを購入した友人に、商品券がもらえるからとモデルルーム見学に誘われたのがきっかけ。そのあと新築マンションを探してはみたんですが、高い割に間取りが画一的で、あまり好みじゃなかったんです。そんなときネットで見つけたのがM＋。なるほどリノベーションっていう方法があるんだ、と。サイトに飛んで、施工事例をいろいろ見て、これはタイプかもしれないと、セミナーはすっ飛ばして個別の相談に申し込みました（笑）。

最初に金銭面の話を聞いて、ほぼ私の中では購入を決めた感じです。inZONEに信頼感があったからかな。物件は３軒紹介してもらい、そのうち１軒に決めました。価格と広さがちょうど良かったし、窓から山が見えること、目の前に公園があって、交通アクセスも悪くないことが気に入りました。それと、マンションがリノベーションしやすい構造で、水回りの配置までがらりと変えられるくらい自由度が高いと聞いて、購入を決めました。迷わなかったというか、はやく買いたい一心でしたね。

間取りはまるきり変えました。キッチンのあったところが、今は寝室になっています。要望したのはワークスペースがほしいということ。コロナ禍に仕事が完全リモートになって、この先も自宅宅勤務がOKになったので、仕事に集中できる空間が必要でした。あとはキッチンは壁につけずに回遊動線にしたいとか、寝室には室内窓をつけたいとか、細かな要望をかなえてもらいました。

インテリアは「とにかくレトロにしたい」というのが希望でした。なぜレトロなものに惹かれるのかはわからないんですけど、古めのものがキュンとくる。昭和チックなクロスや床、ステンドグラスの照明、陶器の取っ手なんかを選ぶのが楽しかったですね。カーテンやドアはコーディネーターさん推しのもの。「いいですね！」とトントン拍子に決まりました。テレビ台と本棚、マガジンラックはもともと持っていたものですが、あとはinZONEの家具プレゼントで選んだり、ネットで買ったりして、イメージ通りというか期待以上の空間になりました。

入居して変わったことは、煙草をやめたこと（笑）。むりなくやめられてよかったです。あとはぐっすり眠れるようになって、健康的になったと思う。観葉植物を買ってきて育てたり、ドアの取っ手をアイアンペイントで塗装したりDIY的なことにも興味が出てきました。いままで無趣味でしたけど、これから趣味も広がっていくのかな、と感じています。