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M+ CROSS TALK

#6

古くて新しい、
ヴィンテージポスターの魅力

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Eureka(エウレカ)
代表
本間 隆志さん

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「暮らしが変わる、私が変わる」をテーマに、
新しい自分に出会える、感性が磨かれる、毎日を楽しめる、
そんなきっかけをご紹介するM+のコラム。
今回取り上げるのは、inZONEでも大人気のヴィンテージポスター。
販売元のEureka(エウレカ)代表・本間隆志さんに、お電話でお話を伺いました。

Eureka(エウレカ)代表・本間隆志さんとM+ STAFFのイメージ
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「ヴィンテージポスター」とは、そもそもどのようなものですか?

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本間さん

1900年代のファッション誌を飾ったアドバタイジング(広告)ページを額装したものです。当時はコンピュータがないので、リトグラフのように色ごとに版をつくって手間を掛けて印刷しています。色もキレイですし、微妙な版ズレがあったりして、レトロであたたかい雰囲気が魅力です。

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どのようなアイテムが人気ですか?

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本間さん

ルイ・ヴィトンやシャネルなど、さまざまなハイブランドのポスターがありますが、なかでも人気のあるのはルネ・グリュオーというアーティストが手掛けたディオールのポスターです。グリュオーは商品を直接描かず、ノーブルなイラストでブランドの世界感を伝えました。昔はイラストレーターとアーティストの垣根がなかったせいか、ジャンコクトーや藤田嗣治、シャガールやダリが手掛けた広告もあるんですよ。

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リトグラフ感覚で壁に飾ることができるんですね。

写真:ディオールのポスター
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古い雑誌の1ページがインテリアになるというのは本間さんの発想ですか?

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本間さん

私は長年、ファインアートの分野で美術展のコーディネートに携わってきました。ヴィンテージやアンティークには全く興味がなかったんです。でも、フランスでたまたま昔の希少な雑誌を手にして、その美しさに目を見張りました。古くさいというより、むしろ新しい。これを額装したら、素敵なインテリアになるのではないかと思ったのが始まりです。

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フランスのものが多いのですか?

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本間さん

たとえばファッション誌「VOGUE」はアメリカ版もフランス版もありますが、同じ年代のものでもアメリカ版は商品の写真が多く表現がストレート。一方、フランス版はアートの国らしく洗練されていて遊び心がある。おのずとフランスのものが多くなります。

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どのくらいの年代のものが多いのでしょう?

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本間さん

古くは1930年前後からあります。オートクチュールからプレタポルテへ移り変わっていく時代に、ファッション雑誌がたくさん登場したので、その頃のものが多いでしょうか。いずれもそのうちなくなってしまう希少なものばかりです。

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inZONEでは「POP UP SHOP」の名称で、年に2回ほどヴィンテージポスターの展示販売会を行っていますが、すごく人気があります。

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本間さん

60枚くらい展示してもらいますが、すぐに売れてしまい、追加で送ることもあるほどです。2019年も宮の森店で10月に開催予定です。

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ほかでは、どのようなところで販売されていますか?

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本間さん

アクタスの店舗のほか、赤坂蚤の市、大江戸骨董市、青山のアンティークマーケットなど、さまざまな催事への出店、さらにオンラインショップで通販もしています。

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どのようなお客さんが多いのでしょう?

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本間さん

当時のファッション誌を購読していた世代の方に喜んでもらえるのでは、と思ったのですが、実際は若い世代の女性が「おしゃれでかわいい」と買ってくれているようです。ファッションは生き方を表現していますから、世代や時代を超えて共感するものがあるのだと思います。

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ヴィンテージポスター、どのようなインテリアに似合いますか?

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本間さん

インテリアに合う絵を選ぶのではなくて、自分の好きな絵に合わせて、インテリアを揃えるという考え方があってもいいと思うんです。たとえば自分の好きな絵をかけて、その中の色をカーテンに取り入れる。フレームの形をどこかにリンクさせる。そういうさりげないのがいいかな。インテリアにマッチする絵、という観点で選ぶと、飽きるのもはやいように思います。

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M+ スタッフ

飽きない一枚を選ぶにはどうしたらいいですか?

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本間さん

当たり前だけど、自分が「好き」と感じたものを飾ればいいと思います。完璧なコーディネートは息がつまるし、テイストが統一されすぎると逆につまらない。多少ばらつきがあっても、好きなものを集めると、居心地のいい空間になると思いますよ。

SHOP INFORMATION

ヴィンテージポスター販売 Eureka(エウレカ)

http://eureka-style.com

会社所在地は千葉県。社名の「エウレカ」はギリシャ語に由来し、数学者アルキメデスが新発見を喜んで使ったとされる感嘆詞。代表の本間さんは「みんなが『こんなものあるの?』と驚くようなことをやりたくて」と、ネーミングの由来を教えてくれました。

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