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マンションに玄関土間が欲しい!設置する際の間取りは?リノベーション例も紹介!

谷本 泰
マネージャー
谷本 泰

本来、土間は道具や収穫物を収納する場所ですが、近年はマンションの玄関を広げ土間を設置して趣味を楽しむ方が増えています。
この記事では、マンションに土間玄関を設置することで期待できるメリットや注意点をご紹介します!

目次

趣味を楽しむ空間として土間が注目されている

  • 土間の歴史・特徴
  • 土間に使用される床材
  • DIYで土間設置は困難

土間の活用方法

マンションで土間玄関を設置する3つのメリット

  1. 開放感ある空間を演出できる
  2. 趣味を存分に楽しむことができる
  3. 収納が楽になる

マンションで土間玄関を設置する際の注意点

  • 冬場の寒さ・結露対策が必要
  • 汚れやすい
  • 共有部分や管理組合の規定に注意

土間のメンテナンスは必要?

  • 破損した場合の補修方法
  • 日頃のメンテナンスの必要性
  • コンクリート・モルタルのメンテナンス方法
  • タイルのメンテナンス方法
  • 天然石のメンテナンス方法

マンション土間のリノベーション(リフォーム)費用・期間

  • リノベーションでかかる費用
  • リノベーションにかかる期間

マンション土間リノベーションの流れ

  1. 物件を探す
  2. プランを作成して業者と契約
  3.  施工・完了

マンション土間の間取り事例

  • ウォークインクローゼットを土間にする   
  • リノベーションで玄関に土間を設置する   
  • 仕事場と土間を兼ねる

マンションに土間をリノベーションで設置可能

趣味を楽しむ空間として土間が注目されています!


建物内で床を張らず、地面を露出するかタイル張りなどにした場所を土間と呼びます。

出典:goo辞書(デジタル大辞泉)「土間(どま) の意味」

現在は料理も家事も室内でできるため、土間の必要性は低いです。それにもかかわらず、ライフスタイルが多様化したことで趣味を楽しむためのスペースとして土間の注目度が高まっています。

土間の概要について詳しく解説します。

土間の歴史・特徴

土間は、古くから日本の住居に取り入れられていました。縄文時代の竪穴式住居も、住宅の床全体が土間といえるでしょう。

江戸時代に入ると、炊事や洗濯をする場所として土間が活用されるようになります。来客時の対応にも使われていたため、土間は「屋内」と「屋外」の間に位置する特別な空間でした。

現代においても、住宅にもかかわらず土足で活動できる点が土間の特徴です。

土間に使用される床材

土間には、好みに応じてさまざまな床材を使用します。代表的な床材は、コンクリートやタイル、モルタル、天然石です。

セメントに砂と砂利を混ぜたコンクリートは、無機質な印象を演出できます。セメントと砂を練り混ぜたモルタルは、さまざまなインテリアに合わせられる点が特徴です。

床材の特徴やメンテナンス方法は、後ほど詳しく解説します。

DIYで土間設置は困難

近年、DIYリフォームが注目を集めています。DIYリフォームは、DIYを楽しみつつ節約してリフォームできる点がメリットです。

しかし、素人がDIYで土間を設置することはあまり現実的ではありません。たとえば、床材のひとつである生コンクリートを手に入れるまでが困難です。もし、手に入れることができたとしても、プロのように均一に混ぜることはなかなかできません。

土間設置を考えているのであれば、専門の業者に依頼した方が良いでしょう。

土間の活用方法


土間の活用方法は人によってさまざまです。土間の本来の用途である作業場や社交の場として使用したり、おうち時間を有意義に過ごすための趣味の場所として使用したりすることもできます。

来客機会が多ければ、土間に椅子や机を設置してカフェスペースを設置可能です。靴を脱がずにくつろげるため、お互い気軽に行き来できます。

また、スニーカーコレクターなら、土間に靴の収納スペースを作るとよいでしょう。土間のため、広いスペースで靴の脱ぎ履きが自由にできます。ゆったりとした空間で自慢の靴を眺められる点も魅力です。

そのほか、愛犬家なら土間をドッグランスペースとして活用できます。

マンションで土間玄関を設置する3つのメリット


土間玄関は使い勝手が良いため、マンションでも設置するとさまざまなメリットを期待できます。代表的なのが、「開放感ある空間を演出できる」「趣味を存分に楽しむことができる」「収納が楽になる」といったメリットです。

それぞれのメリットを詳しく確認していきましょう。

1. 開放感ある空間を演出できる

マンションの玄関に、「狭い」「暗い」といったイメージを持つ方も少なくありません。土間玄関にしてスペースを確保すれば、開放的で明るい空間を演出できます。

玄関は靴の脱ぎ履きだけに使用するスペースではありません。玄関先で来客対応することもあるでしょう。玄関土間であれば、ゆったりとした雰囲気で立ち話をできるのではないでしょうか。

2. 趣味を存分に楽しむことができる

玄関土間があることで、趣味を存分に楽しめる点もメリットです。たとえば、土間のスペースを広く取り、アウトドアチェアやハンモックを置けばお家でアウトドア気分を味わうことができます。

玄関なので靴を履いたまま作業できるため、工作をする場としての利用も可能です。また、趣味で製作した自信作や、自慢の収集品をより多くの人に見てもらう場所にもなります。

3. 収納が楽になる

土間玄関があれば、旅行バッグやキャリーケースのようにかさばる品々を置きやすいため、収納が楽になります。特に、スポーツ・アウトドア用品のように、汚れから室内にあまり持ち込みたくないという品も置けることがポイントです。

自転車であれば、外出時に持ち出しやすい上に家の中に置いておくため、セキュリティ面の不安も解消できます。

マンションで土間玄関を設置する際の注意点


土間玄関を設置することでさまざまなメリットを享受できる一方、マンションや北海道だからこそ気をつけておかない点がいくつか存在します。具体的には、「冬場の寒さ・結露対策が必要」「汚れやすい」「共有部分や管理組合の規定に注意」といった点です。

土間玄関を設置するかどうかの判断材料になるように、各注意点について、詳しく解説します。

冬場の寒さ・結露対策が必要

他の部屋と比べ土間玄関には外気が入りやすいため、寒さを感じやすくなります。特に北海道の冬は冷え込むため、土間空間で日常的に作業することを想定している場合は床断熱材を取り入れるなどの工夫が必要です。

また、室内の温かい空気と外の冷たい空気の温度差から、結露が生じやすくなります。土間の壁に自然素材を用いたり、空気の循環を促したりするなど結露対策が必要です。

汚れやすい

自転車やスポーツ用品などを持ち込むスペースにすると、土間玄関はどうしても汚れやすくなります。そこで、掃除しやすいようにあらかじめ設計しておくことがポイントです。

汚れを溜め込まず、こまめに雑巾がけなどしてあげましょう。また、床材をタイルにするとほうきでの掃除が簡単です。

共有部分や管理組合の規定に注意

マンションの場合、廊下や階段などの共有部分は住民全員のスペースのためリフォームできません。原則として玄関ドアの内側から室内までの専用部分しかリフォームやリノベーションをできない点に注意してください。

さらに、専用部分であっても管理組合の規定次第では土間玄関を設置するためのリノベーションができないケースがあります。

土間のメンテナンスは必要?


土間のメンテナンスは必要です。主にフローリングのリビングや各居室とは異なる素材を使用するため、放置しておくと土間ならではのトラブルが発生することがあります。

ここから、土間の床部分が破損した場合の補修方法や、素材ごとのメンテナンス方法を確認していきましょう。

破損した場合の補修方法

気温や気圧の変化によって、土間の床部分がひび割れすることがあります。

小さなひび割れの場合、コンクリートやモルタルの補修剤を使ってDIYでも対応可能です。最近では、スプレーをかけるだけでひび割れを目立たなくできる商品もあります。

ただし、大きな亀裂が発生している場合は、業者に依頼しましょう。DIYが可能か判断がつかない場合も、後で大きなトラブルにならないよう早めに業者に相談した方がよいです。

日頃のメンテナンスの必要性

土間は汚れやすいため、日頃から手入れしておいた方がよいでしょう。土間が汚れる原因となるのが、ホコリやカビ、排気ガスなどです。

とくに、ホコリは住人の靴底から土間に侵入してくるため、日々掃除しておきましょう。また、雨の日は泥が床についてしまうため、取り除きにくくなる前に早めの掃除が必要です。

土間に入る前に靴底の汚れを落とすことを家族の間の決めごとにしておけば、掃除の負担を軽減できます。

コンクリート・モルタルのメンテナンス方法

コンクリートやモルタルの手入れをする際、まず掃除機やほうきでホコリを除きます。続いて、モルタル床の場合はデッキブラシで汚れを落とします。コンクリートの場合、水を使うとシミが残る可能性があるため、固く絞った雑巾で掃除するとよいでしょう。

なお、コンクリートやモルタルの床は、気温や気圧の急激な変化で亀裂ができやすいです。亀裂ができた場合は、業者に相談しましょう。

タイルのメンテナンス方法

タイルは通常の玄関の床材としても使用される素材です。滑らかなタイプからザラザラしたタイプまで種類が豊富な種類があります。

滑らかなタイルの場合、ほうきや掃除機でホコリを除いた後に濡れた雑巾で水拭きすれば、大半の汚れを落とせるでしょう。ザラザラしたタイプの場合、雑巾では汚れを落とせない可能性があるため、デッキブラシを活用します。

天然石のメンテナンス方法

天然石は耐久性を備え、高級感も演出できる素材です。ただし、シミが残りやすいため、慎重に手入れが必要な点に注意しなければなりません。

天然石を掃除する場合は、雑巾やクロスでやさしく拭き取ることが基本です。酸が含まれた洗剤を使って掃除すると、天然石を傷つけるおそれがあるため注意しましょう。

万が一、天然石にシミができた場合は、自分で擦って無理に取ろうとせず、専門の業者に相談することが大切です。

マンション土間のリノベーション(リフォーム)費用・期間

素人がDIYリフォームで土間玄関を設置するのは難しいため、業者にリノベーションを依頼することが現実的です。リノベーションを業者に依頼する場合、あらかじめ予算との兼ね合いやスケジュール調整を考えておかなければなりません。

そこで、リノベーションにかかる費用の目安や期間など、土間を設置する際に知っておくべきことを整理しておきます。

リノベーションでかかる費用

趣味を楽しむためのゆとりある土間を設置するためには、既存の玄関をさらに広くしなければならないでしょう。床材の張り替えや収納の設置だけでなく拡張工事もおこなう場合は、100万円程度かかることもあります。

また、近年中古マンションを購入して同時に全室リノベーションするという方法も増えています。この方法であれば、自宅に自分のこだわりが実現可能です。物件やリノベーション方法にもよりますが、マンション中古購入+リノベーションであれば、2,000万円以上の予算を見込んでおいてください。

リノベーションにかかる期間

土間玄関だけの設置であれば、1〜2週間の作業で完了します。ただし、マンションの場合は管理組合へ申請し、承認を経なければならないため、遅くとも1ヶ月前から動き出すことを想定してください。

規模によっても異なりますが、玄関だけでなく間取りや内装、設備までフルリノベーションするのであれば、2〜3ヶ月の期間を要します。

マンション土間リノベーションの流れ


マンションの中古物件を購入して、土間のリノベーションを実施する際の流れは、以下のとおりです。

  1. 物件を探す
  2. プランを作成して業者と契約
  3. 施工・完了

各工程で実施することを詳しく解説します。

1. 物件を探す

土間をリノベーションするための中古物件を探します。インターネットで調べて安易に選ぶのではなく、実際に内見をするなどして物件を調査することが大切です。

また、実績や評判などを踏まえて、信頼できる業者に依頼しましょう。さらに、物件探しからマンションリノベーションまでトータルでサポートする業者に依頼して、土間リノベーション向きの物件を探し出すこともポイントです。

2. プランを作成して業者と契約

中古物件を選定したら、プランを決めてリノベーション業者と契約します。予算の範囲内で、どのように土間を設置するかを決めましょう。

マンションの売買契約や銀行のローン正式申込なども、前後におこないます。金融機関やタイミングによって、マンションの購入代金と土間のリノベーション資金を住宅ローンとして一括で借入可能です。

土間のリノベーションだけで借入するよりも金利が低くなる可能性があるため、金融機関や業者に事前に相談しておきましょう。

3. 施工・完了

各種契約を終えたら、施工段階に入ります。施工にあたって、事前にマンションの管理組合に工事届を提出し、承認を得ておかなければなりません。

また、マンションの駐車場に停車している工事車両で車の出入りがしにくくなったり、工事の騒音が迷惑になったりすると、入居後トラブルにつながる可能性があります。あらかじめ近隣住民に挨拶し、工事の説明をしておきましょう。

施工が完了し、内容に問題なければ、完了確認書や引渡書などに署名捺印した上で、決済・物件引き渡しを済ませます。

マンション土間の間取り事例


マンションに土間を設置する間取り事例はさまざまです。その中で、今回は以下の事例を紹介します。

  • ウォークインクローゼットを土間にする
  • リノベーションで玄関に土間を設置する
  • 仕事場と土間を兼ねる

それぞれ確認していきましょう。

ウォークインクローゼットを土間にする

ウォークインクローゼットを土間にすれば、帰宅時に土足のまま上着を収納できます。あわせて、シューズラックを設置すれば、狭い玄関よりもゆったりと靴を脱ぎ履きできて便利です。

衣服や靴以外にも収納する余裕がある場合、水やトイレットペーパーなど、スペースを取る日用品をストックするスペースとして活用するとよいでしょう。買い物帰りに、靴を脱がず効率的に収納できます。

なお、ウォークインクローゼットを土間にする際は、玄関と直接つなげることがポイントです。

リノベーションで玄関に土間を設置する

リノベーションで玄関自体に土間を設置する方法もあります。玄関に土間を設置すれば、自転車やベビーカーなどを収納できる点がメリットです。室内に収納できるため、盗難にあったり悪天候の影響を受けたりする不安も解消できます。

小さな子どもがいる場合、玄関土間と浴室を隣接させると便利です。子どもが泥だらけで帰宅しても、リビングや居室に入る前に入浴できるため、家を汚す心配がいりません。

仕事場と土間を兼ねる

自宅で仕事をする機会が多い人は、玄関近くに仕事場と土間を兼ねた空間を作ることで、効率よく作業を進められます。家でついくつろいでしまう方も、特殊な空間の土間なら作業に集中できるのではないでしょうか。

また、土間に机や椅子を置いておけば、ビジネス上の来客対応ができます。リビングに招く必要がないため、家族は来客を気にせず普段どおりの生活を送れるでしょう。

マンションに土間をリノベーションで設置可能


土間は収穫物を収納したり、料理や洗濯などの家事に使用したりする場所でした。近年は、趣味を楽しむスペースとしても注目を集めています。

マンションに土間玄関を設置することで、開放感ある空間を演出できる点や収納が楽になる点がメリットです。土間の設置には、さまざまな技術を要するため専門業者にリノベーションを依頼するようにしてください。

札幌のリノベーション会社 M+(エムプラス)では、毎日がもっと楽しくなるリノベーションをご提案しています。土間の設置やマンションリノベーションに関心がある方は、ぜひ一度M+までご相談ください。


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