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家事動線を意識したマンションの間取りは?リノベーション前に確認しよう

加藤 さやか
アドバイザー
加藤 さやか

家事動線を意識してマンションの間取りを決めると、家事が楽になり、身体への負担も軽減できます。決める際のポイントは、キッチンにこだわることや回遊性を考えることです。

リノベーションする前に、本記事で家事動線を意識したマンションの間取りを理解しておきましょう。

目次

家事動線を意識したマンションの間取りとは

  • 良い家事動線のマンション
  • 悪い家事動線のマンション 

家事動線を意識してリノベーションするメリット

  • 家事が楽になる
  • 子どもの様子を確かめやすい
  • 身体への負担を軽減できる

家事動線を意識した間取りのポイント3つ

  1. キッチンにこだわる
  2. 洗面所を工夫する
  3. 回遊性を考える

共働き夫婦が生活動線以外に考えておくこと

  • 勤務時間や就寝時間は一緒か
  • プライベートの時間はどれくらい必要か子どもは何人欲しいか

家事動線を意識したマンションで快適に過ごそう

家事動線を意識したマンションの間取りとは


生活動線の一種の家事動線は、家事で室内を移動する際の移動経路のことです。生活動線は家事動線以外にも衛生面に関する「衛生動線」、来客が移動する際の「来客動線」、家から職場・学校まで行く際の「通勤動線」などがあります。

家事動線を意識したマンションの間取りとは、良い家事動線にした間取りです。ここから、良い家事動線のマンションと悪い家事動線のマンションの違いを確認していきましょう。

良い家事動線のマンション

良い家事動線のマンションとは、シンプルな移動経路で効率よく家事をこなせる物件のことです。たとえば、間取り図を見て洗面所やキッチンなど家事をおこなう場所を一直線で結べる間取りは、良い家事動線となりえます。

ただし、一直線で結べても家族の生活動線と重なると、非効率になったり家族が不満を抱えたりするでしょう。家事の効率だけでなく、家族の意見も取り入れることが良い家事動線の要件です。

悪い家事動線のマンション

悪い家事動線のマンションとは、家事をする際に無駄に長い距離を歩いたり、往復したりしなければならない物件のことです。悪い家事動線のマンションに住むと、日々身体的・精神的にストレスを抱えかねません。

ただし、悪い家事動線のマンションでもリノベーションで改善できることがあります。立地条件や環境は自分の希望に叶っているにもかかわらず、悪い家事動線の中古マンションを見つけたら、購入してリノベーションする方法を検討しましょう。

家事動線を意識してリノベーションするメリット


家事動線を意識してリノベーションすることで、以下のメリットを期待できます。

  • 家事が楽になる
  • 子どもの様子を確かめやすい
  • 身体への負担を軽減できる

各メリットを確認していきましょう。

家事が楽になる

家事動線を意識してリノベーションすれば、複数の作業を同時に進められるようになるため、家事が楽になる点がメリットです。たとえば、キッチン・洗面所・風呂場が近ければ、「料理を煮込んでいる間に洗濯機のスイッチを押す」や、「洗濯機を回している間に風呂掃除をする」などの同時作業をこなせます。

結果として、時間を有効活用できる点もメリットです。今まではなかったゆとり時間を使い、ドラマを見たりコーヒーを飲んだりしてリラックスできます。

子どもの様子を確かめやすい

子育て世帯にとっては、幼い子どもの様子を確かめやすい点もメリットです。良い家事動線にして家事への負担を軽減した分、子どもの面倒を見る時間をつくれます。

たとえば、キッチンが壁から離れて独立したアイランドキッチンは、子どもの様子を確かめやすい設備です。リノベーションでアイランドキッチンを設置すれば、室内のさまざまな場所へ自由に往来できる上に、料理をしながら子どもの様子を確認できます。

身体への負担を軽減できる

家事動線を意識してリノベーションすることで、身体への負担を軽減できる点もメリットです。

たとえば、脱衣所を広くして物干しスペースを作っておけば、重たい洗濯物を運ぶ距離を短くできます。また、リノベーションでキッチンのそばにパントリーを設置すれば、食品の出し入れが便利で腰への負担も軽減できるでしょう。

なお、パントリーとは食品や調理器具を収納する場所のことです。

家事動線を意識した間取りのポイント3つ


家事動線を意識した間取りにするためには、以下の3つがポイントです。

  1. キッチンにこだわる
  2. 洗面所の場所を工夫する
  3. 回遊性を考える

各ポイントを詳しく解説します。

1. キッチンにこだわる

家事動線を意識するためには、キッチンの種類や配置などにこだわる点がポイントです。

アイランドキッチン以外にも、左右どちらかが壁についた「ペニンシュラキッチン」、シンクとコンロが別々の「セパレート型キッチン」、シンクとコンロを直角に配置した「L型キッチン」など豊富な種類があります。家族構成や暮らし方に応じて自分にとって効率的なものを選びましょう。

また、キッチンの中で、料理に欠かせない冷蔵庫・シンク・コンロを三角形に配置することも、効率性を求める上で大切です。

2. 洗面所を工夫する

大切な家事のひとつ、洗濯で使用する洗面所を工夫することも家事動線を改善するポイントです。

たとえば、洗面所の洗面スペースと脱衣所を分離し、脱衣所の場所に洗濯機や物干しスペースを設ければ、移動せずに服を洗濯したり干したりできます。また、洗濯機の置き場にキッチンが近ければ、料理の合間に洗濯をできて便利です。

さらに、ガス衣類乾燥機の「乾太くん」も時短につながり便利なアイテムとして近年注目を集めています。短時間乾燥が特徴の「乾太くん」を設置すれば、洗濯物を干したり、取り込んだりする手間を省けるでしょう。

3. 回遊性を考える

より効率的な生活動線・家事動線にするため、回遊性を考えることもポイントです。回遊性とは、アイランドキッチンのように行き止まりがない動線で動き回れることを指します。

たとえば、ウォークスルークローゼットも、回遊性を高めるもののひとつです。家事に直接関係はしませんが、着替えてそのまま移動できるため、料理や掃除に取られる時間をカバーできます。

共働き夫婦が生活動線以外に考えておくこと


共働き夫婦の場合、どちらも家事をする時間をなかなか確保できないため、生活動線以外に以下の点も考えておかなければなりません。

  • 勤務時間や就寝時間は一緒か
  • プライベートの時間はどれくらい必要か
  • 子どもは何人欲しいか

それぞれ解説します。

勤務時間や就寝時間は一緒か

リノベーションで間取りを変更する際、勤務時間や就寝時間が一緒か確認することが大切です。一方が昼間勤務で他方が夜間勤務の場合、同じ寝室で生活すると出入りの音で目を覚ましたり、相手を起こさないよう慎重に動いたりするため、双方がストレスを抱えてしまいます。

そのため、互いの生活リズムが異なる場合は、寝室を別にすることなどを検討しなければなりません。

プライベートの時間はどれくらい必要か

お互いプライベートの時間がどれくらい必要か、話し合っておくことも大切です。自分は相手とずっといることに抵抗がなくても、相手は趣味やリラックスのために自分だけの時間を使いたい可能性があります。

もしどちらかがプライベートの時間を多く必要としているのであれば、生活動線・家事動線に多少影響が出たとしても、円満な関係を続けるために書斎など趣味の時間を過ごせる場所を検討するとよいでしょう。

子どもは何人欲しいか

お互い子どもが何人欲しいと考えているかも、リノベーション前に確認すべき点です。将来的に出産の予定があるなら、生活動線に多少影響が出たとしても子ども部屋を想定した間取りにしなければなりません。

ただし、子ども部屋が必要な期間は意外と短いです。子どもが大学進学で上京すると仮定すると、子ども部屋を使う期間は10年前後しかありません。

そのため、子どもが幼い時や、独立してからの子ども部屋の用途も考えておきましょう。

家事動線を意識したマンションで快適に過ごそう


家事動線とは、家事で室内を移動する際の移動経路のことです。家事動線を意識してリノベーションすれば、家事が楽になり、身体への負担も軽減できます。

家事動線を意識した間取りのリノベーションには、キッチンにこだわる点や回遊性を考える点などがポイントです。自分で間取りを考えることが難しければ、信頼できる業者に相談しましょう。

家事動線を意識したリノベーションに関心のある方は、The JOHNSON STORE(ジョンソンストア)二階の、M+(エムプラス)カウンターまで気軽にご相談ください。


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