inZONEのインテリア
木が持つ個性
こんにちは!コーディネーターの金田です。
今、インテリアの世界ではラスティックがトレンドとなっております。
床材など、『節』のあるデザインがそれにあたります。
ラスティックとは『素朴な』とか『飾りのない』などという意味ですが、インテリアでは『あるがまま』とか『自然のまま』という意味のほうが強いかもしれませんね。
樹は枝を伸ばし、葉を茂らせ、光合成でつくりだした養分により成長していきます。
その成長の過程で、枝の付け根部分が幹に包み込まれてできるのが『節』です。
床材や造作材、家具など木は普段から身の回りにありますが、樹種によって特徴があることをご存知でしょうか?
樹は長い年月、育った場所や気候の変動、鳥や獣との接触など、自然環境の影響を受けながら懸命に生きてきた痕跡があります。
例えば、ハードメイプルやカリンにみられる【バークポケット】。
これはキツツキや虫などにつけられた傷の跡。
ハードメープルには【シュガーマーク】という樹液成分(メイプルシロップ)が通った跡もあります。


今回はごく一部の紹介ですが、他にも樹種にによってそれぞれ特徴やキャラクターがあります。
それを知って、床材や家具を選ぶのも面白いと思いますよ!