リノベーション作業
アール壁の工事
工事担当の豊岡です。
あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
今回のブログも工事の一部をご紹介いたします。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、アール壁(曲線の壁)がどのように作られているかお話しさせて頂きます。


まずは下地組となります。壁の骨組みとなる軽量鉄骨を立てる工事ですが、床のコの字の部材(ランナー)を細かく切れ目を入れて少しづつ曲げ、縦の骨組み(角スタッド)を隙間なく立てていきます。隙間が少ないほど、仕上がりのクロスも綺麗に貼ることが出来ます!


次は壁を貼ります。通常の壁に使用する石膏ボードは曲げると割れてしまいますので、曲げ用のべニアを貼っていきます。

そしてクロス貼りの下地処理となるパテをしていきます。曲げたべニアが浮かないよう大量にビス止めしているので、ほぼ全面パテに近い状態です。巾木も曲げて取付けます。

最後にクロスを貼って、美しい曲線を描いたアール壁の完成です!
非常に手間のかかる工事にはなりますが、アクセントになったり、間取り決めの際に有効な場合も多いのでお選びになるお客様が多いです。
以上アール壁工事についてでした!